【二十七宿】宿曜占星術|安重宿に属する4つの宿
昨日に引き続き七科分宿について説明させて頂きます。
本日は【安重宿】に属する4つの宿についてのです。
安重宿に属する4つの宿は畢宿(ひっしゅく)・翼宿(よくしゅく)・斗宿(とうしゅく・壁宿(へきしゅく)の4つの宿となります。
安重宿の基本的な性質は
【生まれながらにして、お金や仕事など安定した人生を送れる宿です。信頼も厚く地位や名誉を得る人も現れる宿です。
しかし、安定した人生を送ってきたという事もあり、トラブルには弱い傾向にあります。】
4つの宿が本命宿となる人の性格
畢宿(ひっしゅく)
⇒「畢」とは、終わる・終生のことです。畢宿の人は大器晩成型ですが、生涯現役で活躍できるだけの気力と体力をもっています。控えめな性格ながら人知れず努力を続け、目標を達成することができる人です。年齢を重ねるごとに着実に実力をつけ、成功を手に入れます。一方で、一度決めたことは簡単には諦めたくないという思いから、執着心が強くなりすぎることもあるでしょう。そうなると、間違った方向に進んでしまう恐れがあります。
フラットに物事を捉え、未来を見据えて正しい道を進んでいくようにしましょう。時代の変化を受け入れることが大切です。
翼宿(よくしゅく)
⇒「翼」とは、翼(つばさ)のことです。翼宿の人は、あちこちを飛び回ることで幸運をつかみます。
空から地上を見渡すように広い視野を持ったあなたは、束縛を嫌い自由を求めます。海外に縁があり、音楽や映画などのエンターテイメントにも精通しているため、洗練された価値観をもった人です。その一方で、闘争心が強くドライな一面もあります。考え方の違いが生じても穏便にいくようにしてください。しかしながら、あなたの感性の素晴らしさは誰もが認めるところ。
知識や経験を良い方向に活かし、人生を進めていくと良いでしょう。周囲と友好的な関係を築いていくことが大切です。
斗宿(とうしゅく)
⇒「斗」とは、柄杓(ひしゃく)のことです。また、闘うという意味もあります。斗宿の人は、水をすくうように幸運をすくいあげ、恵まれた人生を歩むとされています。プライドが高く神秘的なものを好む「孤高の人」というイメージを持ち、カリスマ性があります。その裏側には内に秘めた闘争心と忍耐力があり、非常に努力家でストイックに生きている人です。それ故に頑固な一面もありますが、意固地になるのは禁物です。
カリスマ性を活かし最大限にあなたの魅力を輝かせながら、人生を進めてください。セルフプロデュース力を磨き、その場に合った対応をしていくと良いでしょう。
壁宿(へきしゅく)
⇒「壁」とは、壁(かべ)のことです。壁宿の人は、どんな時にも平常心を保てる強さと、大切な人を守り支える力をもっています。実力者からの信頼を得て、参謀役となることもあるでしょう。スピリチュアルな世界にも精通しており、あなたの側にいる人は一緒にミラクルな体験をすることになります。それもこれも、面倒見が良く見返りを期待しないあなただからこそ起きること。私利私欲に走ると、その力は失われてしまいます。世のため人のためという価値観を忘れずに、人生を進めていきましょう。
「人が喜ぶ顔を見たい」という思いを忘れないようにしましょう。
本日は安重宿に属する4つの宿の説明をさせて頂きました。
宿曜占星術は密教が元になっている占術です。
他の占術者の方の鑑定文などにも『今までやってきた事の結果が・・・』などと書いてあるかと思います。
なぜなら、仏教は【因果応報】です。良いことも悪いことも自分に返ってくるという考えがあります。
良い結果を得るためには、良い行いをすることが大切です。
明日もよい一日を過ごせますよう願っております
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